液中膜 廃水処理設備


液中膜 廃水処理設備
液中膜




■ 何故 液中膜は廃水処理の革命か!
■ 産業用廃水処理の主な用途
■ 液中膜ユニットの設置例
■ 膜カートリッジ
■ 液中膜ユニットの構造
■ 液中膜 廃水処理のすすめ






何故 液中膜は廃水処理の革命か!
1. 液中膜廃水処理は沈殿槽を使用しません。
そのため従来の活性汚泥処理の最大の問題点であるバルキングが
発生しても処理水は良好。
又汚泥の流出はありません。(糸状菌が発生しても問題ありません。)
固液分離が確実に行える。
2. 活性汚泥濃度を20,000mg/Lまで使用できるためばっ気槽の大きさを
従来の1/3〜1/5(BOD容積負荷1.5kg・BOD/m3・日)に小さく出来る。
コンパクトな設置スペースとともに負荷変動に大変強く安定した処理
水質が得られます。
(実行値BOD 5mg・L、SS 1mg/L以下)
3. 処理水は冷却水、雑用水、融雪用として再利用できます。
4. 重力ろ過が可能で動力費が少なく、省エネ運転で維持管理も簡単です。
5. 設備全体がシンプルで補機類も少ないため施工が簡単で短納期、低
コストで建設が可能です。




産業用廃水処理の主な用途 液中膜廃水処理設備 クリーニング工場設置例
例 : クリーニング工場設置 50m3/日

    食品工場
    クリーニング工場
    産業廃棄処理場
    染色工場
    医薬品工場
    畜産
    ダンボール工場
    現像
    その他活性汚泥にての処理施設





液中膜ユニットの設置例

●RC水槽への設置例

  液中膜は水槽内に必要台数を並べて設置します。
  施工時にオプションのガイドセットを設置しておけば、
  メンテナンス時に吊上げが容易に行えます。
液中膜ユニット RC水槽への設置例

●FRP缶体への設置例

  FRP製の缶体に液中膜を組込んだパッケージタイプで、合併処理浄化槽や
  産業廃水に利用されています。
  従来法に比べ水槽がコンパクトになるため、FRP缶体も小さくなり
  施工費の削減にもなります。
液中膜ユニット FRP缶体への設置例




膜カートリッジ
液中膜 膜カートリッジ
クリックすると別ウインドウで拡大表示されます。
膜カートリッジの種類
形式 高さ 厚さ 有効面積
510形 490mm 1000mm 6mm 0.8m2/枚
203形 226mm 316mm 6mm 0.1m2/枚




液中膜ユニットの構造
膜ユニットは、ろ板の両側に微多孔性膜を貼った膜カートリッジ、その
内側から処理水を抜き出すチューブと集合管、多枚数の膜カートリッジを収納する
膜ケース、さらには下部の散気管と散気ケースで構成されています。
膜カートリッジは1枚ずつ取り出すことができ、点検・交換も簡単です。
液中膜ユニットの構造





液中膜 廃水処理のすすめ


液中膜廃水処理設備は既設の改造に最適です。

1 既設ばっ気槽を利用して処理推量を2倍にしたい。
2 下水道整備区域となり水質の規制が強化される。
3 バルキングが時々発生し、汚泥が流出する。
4 処理水を再利用したい。

 その他問題にも十分対処できます。



近年ISO14000番に代表されるように企業の環境問題への関心及び対応が高まりつつあります。
ある人の言によりますと20世紀の企業の判断基準は「得か損か」でありましたが21世紀には「人類にとって悪か善か」が判断基準になると予想されています。そのためにも生き残っていくために環境問題はさけては通れません。
弊社取り扱いの潟Nボタ製液中膜廃水処理技術は創造的な発想と技術の深耕・融合による技術革新の結果、開発されました。
液中膜廃水処理装置」は活性汚泥処理場の問題点である沈殿槽がありません。又活性汚泥濃度を10,000〜15,000mg/Lまで使用できるため、ばっ気槽の大きさを1/3〜1/5に小さく出来、高濃度運転を行うため負荷変動に強く安定した処理水質(BOD2〜5mg/L、SS1mg/L以下)が得られます。
21世紀型の廃水処理設備と考えています。





実験機及び詳しい資料がありますので、ご一報くだされば説明に伺います。



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